南イタリアの小さな島を舞台に、純朴な青年が島を訪れた詩人との交流を通して成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。実在したチリの詩人パブロ・ネルーダが祖国を追われた際にカプリ島へ身を寄せた史実をもとに…
>>続きを読む詩(師)人パブロがいなくなったところからが見せ場ではないかな。主人公が投げかけた問いは一旦保留され、後半で彼自身により回収される。詩人を忌み嫌う叔母さんの言葉がむしろ一番詩的な表現に聞こえるところが…
>>続きを読む『イル・ポスティーノ』(Il Postino, The Postman)1994
「詩は作者のものじゃない。それを必要とする人のものだ」
イタリア移民が多く住むニューヨークでこの映画は2年間ロン…
凄く面白い話ではないのだが、どんどん引き込まれてしまう不思議な作品。イタリアの美しい小さな島で素朴な生活の中で生まれる詩がまた、美しい。海の色、家の壁の色、木々の葉の色、降り注ぐ光の揺らぎなど日本と…
>>続きを読む風光明媚な島の風景の美しさ、そしてそこへ亡命してきた詩人と彼に手紙を届ける配達人の束の間の交流の輝きとすべてが眩しくて泣きそうに。そして配達人を演じるマッシモ・トロイージの単に演じているという行為を…
>>続きを読む「言葉の海に揺れる小舟のよう。」
美しい景色、美しい言葉、美しい友情。素敵すぎて心が浄化された。
なんとも切ないラストだったけど、それも含めてすごく好き。
詩は説明すると陳腐になると言っていたの…
自分がであった最高にして珠玉の一品
すべてが美しくまた哀しい
言葉の美しさとそれがもつ力と限界でもある
病をおして頑張っていた主演にして脚本のひとりでもあったトロイージは
クランクアップ直後に亡くな…
波の音とゆったり流れる時間~
小さな島の漁師町で育った純朴な青年マリオが著名な詩人パブロとの出会いで変わっていく。
マリオは食堂酒場の魅惑的な娘ベアトリーチェに恋をし、詩を詠む。(パブロの作品だ…
ニュー・シネマ・パラダイスのような雰囲気の良作映画でした~
イタリアの小さな島の美しい風景、綺麗な海、港の漁師たちの活気のある様子などがとても良かった
チリから亡命してきた世界的に有名な詩人…