Shizka

イル・ポスティーノのShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

オチが「ニューシネマパラダイス」によく似てる。もっともあっちの方が全力で泣かせに来ている分あざとくて潔い。

こっちのほうはイタリアの自然や素朴な主人公にブレブレ。なんとなく事実に基づいたストーリーのようなテイストではあるけれど、そこまで感動しないな。最後に死んでしまうのも唐突だ。

マリオの素朴さや子供っぽさが可愛く見えるけれど、結局パブロにとっては島に滞在する間の暇つぶしでしかなかった。滞在中の彼の態度、去ってからの音信不通、だいぶ時間が経ってからの再訪、一夏のアバンチュールぐらいの価値しかなかったわけだ。

しかしマリオはマリオで人生を変えるような出来事だったわけで、パブロがいなくなってからの彼のボイスメッセージが顔に似合わずセンチメンタル、おまえはJCかよ。

でオチはニューシネマパラダイス。トトがキスシーンを繋ぐ作業を盛り込んだらこうなるのかもねえ。かもねえ〜
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