人間は業の深い生き物なんだなと改めて気づかされた。
本音を裏に隠した全く悪意のない優しさに傷つくこともあれば、優しさのかけらもないむき出しの本音に救われることもあるんだと思う。人はそれぞれみんな違っていて、みんな孤独。誰かを愛するがゆえに孤独になったりもする。感情が重なり合うことで救われることもあれば、感情にも流されることもある。
CD、風船、オセロ、手話。
手話はちょっと違うかもしれないけど、モノからも感情を感じさせられる。
いろいろ考えさせられる映画だった。
たまたま観た回がバリアフリー映画で、日本語字幕がついていた。上映前後で観客の皆さんが、手話でやりとりされていて、私はそこには参加できななったけど、貴重な体験でした。