人はこうも幸せになれないものなのか。
もとより結婚願望はないけれど、結婚したから幸せみたいな安直なものじゃないよなと改めて思わされる作品。
優しい言葉には全てと言っていいほど裏があった。
自分の息子を失った彼女が元夫の息子の結婚式をみてどんな気持ちになったんだろう、どんな気持ちで日本まで帰ってきたんだろう。
自分の身よりも優先して守った最後のオセロ。
息子が亡くなったことを知らずオンラインでオセロの対戦を申し込み続ける、彼の友人に告げる訃報。
なんとなくオセロ盤を片付ける日も遠くは無いのかなと思った。
LOVEもLIFEもなんなのか分からなかったけど確かに2つとも作中に沢山散りばめられていたと思う。
