良かったです、ジーンとくるものもありました。
結果論ですが、TVアニメ1クール12話、オール声優キャスティングで観てみたい作品だとも思いました。
日テレ・松竹が企画しているので、俳優さんキャスティングは仕方なしですが、芦田愛菜さんは特に浮いて聴こえてしまった。。
脇役なのに、高山みなみさんと梶裕貴さんの存在感がすごく出ていたのは、声優さんの凄さですね。
映像はさすがのA-1 Picturesクオリティの美しさ。
映画ではミステリーの要素は浅めですが、限られた尺では難解である必要はなく、不登校という重いテーマに対するキャラクター達の背景をより、生々しくリアルに描くことを重視したのかなと感じました。
客層は、10代の方がかなり多い印象でした。同年代の観客にこのテーマを広く考えてもらうことこそ、意味が大きいのかもしれません。
クライマックスにかけて感情に訴えかけてくる演出が畳みかけてくるので、なんとなく『あの花』っぽさも感じました。
優里さんの歌も良かったです。劇中歌で使ってもらえたら、さらに映画館が涙で溢れていたことでしょう。