このレビューはネタバレを含みます
いじめを題材にしているため、ほの暗さがある内容でした。
それぞれの服装の雰囲気も伏線になっているのかなと思えました。
原作だと子どもたち野福の服装の描写がないため、リオンくんのことには気がつけないのですが映像だとそこがわかりやすくなったなと。
高山みなみさんのちょっとした小ネタは思わず笑ってしまいました。
コナンくんネタはアドリブなのか、それとも台本なのかどちらかな。
真田さんのような子はどこにでもいて、いじめもどこにでもあるものです。
なくなることはなく、もしかしたら本人は『いじめてる』ではなく『ただ気に入らないから仲間はずれにする』っていう感覚なのかなって。
嬉野くんの恋と同じで対象がコロコロ移り変わるのかもしれません。
加害者側からしたら『嫌い=いじめ』という線に繋がらないことがあるのだと萌ちゃんの言葉でふと思いました。
池田先生に関しては『あいつはいじめられてたから仲良くしてやってくれ』と他の生徒にいいそうだなぁって。
そこから『先生に言われたから同情で一緒にいる』とか、感情を殺す二次災害を起こしそうでちょっと怖い。
先生がよかれと思ってやったことが、悪手になるとかあったなぁと思い出されました。
子どもの世界のコミュニケーションは大人の時とは違う世界。
だからこそ、アキちゃんが未来に向かって歩き、こころちゃん達を支えようとしてくれたのは孤城のルールうんぬんを抜きに嬉しかった。
