Lila

かがみの孤城のLilaのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
2.2
アメリカの映画館で1日だけ上映していて、満席の様子だったので興味本位で見に行きました。

ストーリー、キャラクター、アニメーション、脚本、構成、何もかも全く作り込まれていなかったと思います。全体的にめちゃくちゃモタモタしていた印象…結構キツかったです。アニメはカクカクしてましたが、単行本を読んでるみたいな気持ちで見ることにしました。それにしても全然キャラクターに愛着湧かない…やろうと思えば濃い深掘りできそうなのに全員の過去がハイライトの処理…お母さんとの和解が突然過ぎる…お互いの共通点に気付けないほど浅い会話してるのか?とか、気になるところ多めです。何ヶ月もダラダラと過ぎて、最後なにも解決していなくて不安。確かにいじめってある日ふわっとなくなる時もあるけれど。

私も学生時代辛い思いはしたことあるので、鏡からどこか行けるのは安直な逃避発想に感じてしまいました。ファンタジーにしても、部屋の鏡ってとこは、少しお手軽過ぎると言いますか。部屋に篭ってスマホでみんな逃げ場を探してるっていう比喩??

声優も高山みなみと有名人抑えましたーって感じで。なんで抑えられたんだろう。なんで評価が上々なんだろう。この題材でこの仕上がりでいいの?原作読んでいないですが、報われていない予感です。

あまり相性合わずでしたが、アメリカ人がたくさん観にきていたので嬉しかったですね!

あと予告編がスラダンでした。この夏、遂にアメリカに来る!!興奮!!!
Lila

Lila