れん晴

かがみの孤城のれん晴のレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
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原作を読んで衝撃を受けた。泣きながら夢中になって読んだ作品。中学生の頃に出会いたかったと本気で思っていて、映画化はすごく嬉しかった。

舞台化されて、観劇したけど、文章のフィクションの世界をまぁまぁ再現できていた方だと感じた。しかし物足りなさがあって、今回のアニメーション化は鏡を越えるところとかの文章の世界がそのまま映像化されていて満足した。

声優のレジェンド、俳優としてのキャリアを持つ方、キャストのバランスが良きとの印象。城や風景も丁寧で優しいタッチで描かれていると感じた。
原作で内容を知っていても、リアルさがあって場面ひとつひとつもピックアップされた描かれているので親近感ある。
いじめられている側は嫌な思いをしているから気づくけど、している側の人間はどうなのか?気づかずに起こる問題をリアルに描かれているので、イタズラな気持ちで行っている行為がもしかして……とこの作品を見て気付いてくれる子がいるといいと願う。
れん晴

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