観に行こうかなぁ、と思っていて観逃していた作品。
夏休みの推薦図書みたいな綺麗な物語だった。清々しい気持ちになれた…感謝。
学校に行きたくても行けない子供どもたち。
行きなければならないと言われたけど行きたくないか、行けない子どもたち。
…別に行かなくてもいいのにな。
そんな感性に共感しながら観ていたのだけれど物語の展開や人物描写、伏線回収もとっても上手。
大作ではないと思うけど、なんとも好みだったのでとっても楽しめた。
色々な傷を抱えた七匹の子羊ちゃんたちがモラトリアムを経て、そして世代を超えて成長していきそうなラストも含めてとっても素敵だった。