ころちゃん

かがみの孤城のころちゃんのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
4.5
金曜ロードショーにて。
原作が大好きで、映画版も楽しみにしていました。
映画館で観れなかったので、地上波で観れて良かったです。

本を読んでいて、怖いと思った場面が
映像になると、もっと恐ろしくて
こころちゃんやお城で出会った6人の気持ちを考えるたびに苦しくなったりもしましたが、お城で出会ったみんなと少しずつ打ち解けていって、少しずつ強くなったこころちゃんが、お母さんにも本心を伝えられるようになった姿が良かったです。
学校に無理に行く必要なんてない。
自分の気持ちを大切に。
喜多嶋先生の寄り添う姿も素敵でした。

クライマックス、孤城の存在やオオカミ様、みんなの抱えているもの、全てが明らかになっていく場面は、本を読んでいても涙していましたが、映画でも泣いてました…
みんながいる。という言葉だけで安心する、心が少し軽くなる。
現実に戻ってからも、みんなの心が少し軽やかになっていますように。

声優の皆さんのお芝居が素晴らしかったです!