女子って怖いなーという気持ちをひさびさに思い出して少し嫌な気持ちになったし、見ていて怖くなった。自分も弱いやつを見下してると気づいた時自分という存在にゾッとする気持ち分かる。こころが嬉野くんのことを自覚なく軽く扱ってたみたいに。
萌ちゃんの言葉がすごく刺さった。小中学生って学校で過ごす時間が長いから、学校で孤立するのはキツい。家と学校が唯一の居場所という子も多いだろう。周りと合わせたい訳じゃないけど合わせなきゃいけない時もある。嫌なことを嫌と言うのはすごく勇気がいる。萌ちゃんが次にこころみたいな子に出会ったらきっと全力で味方してくれるんだろうと心強い言葉だった。
最後は全部つながってスッキリして、救いがあるお話で、辻村さんらしい素敵な作品だった。
視聴後に原作も読んだけど、映画はすごくまとまってたんだなと感心。原作読んでこころの気持ちが細部まで理解できた感じ。
すべての子どもたちに安心できる場所がありますように。
(真実はいつもひとつ!は、やりすぎかなと思った。)
20240209金曜ロードショー