評判は良かったけど絵柄が馴染めなくて劇場公開時に観てなかった作品。
要所要所に程よく分かりやすい伏線が張られていて徐々に予想が当たっていくのが観ていて心地良かった。
いじめがどんな構造で起こるのか、いじめられる子はどんな助けを求めているのか、7人の少年少女がそれぞれ抱える苦悩がうまく描き分け出来ていたと思います。
そしてラストは原監督らしくヒロインが全力ダッシュ!
大人になると忘れてしまう大事なことみんな覚えていようね、そして傷付き救われた経験を持つ君も、次は困っている別の誰かを助けてあげてね、というのがテーマだったのかなと思いました。