原作未読。
学校に行きたくても行けない子どもは世の中に一定数いて、年々その数は増えている。
そんな子どもたちが光る鏡の中の世界で交流する。
同じ学校なのに、そんな子はいないと言われたとき、マサムネはパラレルワールド説を唱えていたけれど、時代が違うのでは?!という見当はついていた。
「真実はいつもひとつ!‥‥なんつって。」は笑った。
最後には彼らには現実世界で頼れる人ができて学校に通えるようになったようだけれど、それを押し付けるでもなく、それを正解として描くのでもなく、それも選択肢の一つだし、学校に行かないことも選択肢の一つとして捉えているような、学校に行きたくても行けない子たちにそっと寄り添うような作品だったと思う。
学校じゃなくても青春はできるもんね。
なかなか面白かった。
24-50