ポスタービジュアルに惹かれて鑑賞。ワンカット長回しを多用しつつ、海の青さに心を揺すっていく。その長回しに耐え得る要素が少なく、長く感じたのが惜しい。
そもそものテーマが凄く抽象的であるため、…
・わたしはあなたに忘れ物を手渡す、それがわたしとあなたの最初の出会いだ、あなたはわたしのことをずっと前から知っていた、そのことをわたしは知らない
・あなたは幼いころ父と兄と映画を見ていた、あなたは…
舞台が港と貨物コンテナに、住宅街の本牧を舞台にしている所が、この作品の世界観の1つを表しています。
そして偶然の出逢いの二人の女性のそれまでの互いの生活、その後の関係を非常にゆっくりと描いています。…
試写にて鑑賞
映画の中で切り取られた登場人物達の動きがとても静か。そこがまるで宇宙空間に漂う孤独な惑星のように、動いているものの停滞しているような、それでも物事は前身しているようなメッセージとして肯…
【虚無に生きる者が生の手触りを感じるまで】
2022/6/4(土)より池袋シネマ・ロサにて公開の『ある惑星の散文』を夢何生さんのご厚意で一足早く拝見しました。本作は、濱口竜介監督『偶然と想像』の助監…