ある惑星の散文の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『ある惑星の散文』に投稿された感想・評価

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pino

pinoの感想・評価

4.2
記憶の中に生き続けるって人生において普遍的なテーマだよなぁ
自分が今死んだら誰が……考えるだけでゾッとする

ポスタービジュアルに惹かれて鑑賞。ワンカット長回しを多用しつつ、海の青さに心を揺すっていく。その長回しに耐え得る要素が少なく、長く感じたのが惜しい。


そもそものテーマが凄く抽象的であるため、…

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深田監督と濱口監督のトークショー目当てに。画の青みが心地よすぎてずーっと観れた。濱口監督の「俳優たちの間で何かが起こらなそうな要素を除いていく」という言葉が圧倒的すぎた。
関係性を表すショットは素晴らしい。
ダイアログがピンと来ず、、、ロケーションもやりたいこともわかりつつもちょっと繋がりが
親密さ的なアプローチの病。
大切な人を、そして今を大事にしたいと思った。
自分に関わる人にあったかい記憶を残したい。

・わたしはあなたに忘れ物を手渡す、それがわたしとあなたの最初の出会いだ、あなたはわたしのことをずっと前から知っていた、そのことをわたしは知らない

・あなたは幼いころ父と兄と映画を見ていた、あなたは…

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舞台が港と貨物コンテナに、住宅街の本牧を舞台にしている所が、この作品の世界観の1つを表しています。
そして偶然の出逢いの二人の女性のそれまでの互いの生活、その後の関係を非常にゆっくりと描いています。…

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summeri

summeriの感想・評価

3.8

試写にて鑑賞
映画の中で切り取られた登場人物達の動きがとても静か。そこがまるで宇宙空間に漂う孤独な惑星のように、動いているものの停滞しているような、それでも物事は前身しているようなメッセージとして肯…

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CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5

【虚無に生きる者が生の手触りを感じるまで】
2022/6/4(土)より池袋シネマ・ロサにて公開の『ある惑星の散文』を夢何生さんのご厚意で一足早く拝見しました。本作は、濱口竜介監督『偶然と想像』の助監…

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