ある惑星の散文のネタバレレビュー・内容・結末

『ある惑星の散文』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「映画として撮られた映像」と「映画の中で撮られた映像」がカットとして連続することに最近よく悩むのだが、本作はその問題に自覚的だったように思う。

人は忘れやすい生き物だ。

地球から火星に移り住んだ彼は、
彼が地球で暮らしていたこと、
彼の父やその先祖が地球で暮らして死んでいったことを忘れる。
地球を綺麗に分割したように火星も喧嘩にならないよ…

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誰かにずっと覚えていて欲しいと思う気持ち。

人間はたくさんのことを忘れる。目の前のあなたのことを忘れてしまう。

家族でもない、恋人でもない、友達でもない。約束もなく、彷徨いながら、それぞれが…

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「目は口ほどに物を言う」を映画で捉えたような、想像力(がもたらす映像と私の間に生まれる奇跡)を刺激されるいい作品でした。
ここで言う「目」とはカメラのことで、カメラが追う情景や拾う音、そして人物。

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右へ移動するカメラが建物を捉え、それが途切れるとフッと画面いっぱいに港湾地帯の景色が広がりハッとする。風景や空間に対する感覚では、走る車の後方に据えられたカメラが写し出す雨の街も心に残る。ルイと芽衣…

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まさに「散文」の作品だなと。
見終わってそうだ散文だった!と思いました。ささる人にはささる映画だと思う!
今日は舞台挨拶もあって監督の話も聞けたのでそれも踏まえて。
あまり邦画を映画館で見ないので参…

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