karmapolice

運命のイタズラのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

運命のイタズラ(2022年製作の映画)
2.5
Windfall:チャーリー・マクダウェル監督、脚本、ジェイソン・シーゲル、リリー・コリンズ、アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー出演、2022年作品。 

別荘に空き巣に入った男(ジェイソン・シーゲル)と、家主の夫婦(リリー・コリンズ、アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー)が不運にも鉢合わせしてしまい、一晩共に過ごす中で思いがけない事態に発展していく・・・・。

本作の登場人物はほぼこの3人に限られ、舞台も別荘内のみとなっている。そのシチュエーションで穏やかなコメディからシリアスなサスペンスまで、3人の会話によって展開していく内容。これだけの自由度の高い設定をしながら、途中お約束通りの訪問者があるものの、殆ど起伏なくアッサリと時間が流れてしまっている印象だろうか。演出、演技にコレと言った惹きつけるものがなく残念だった。ただオチを観たさにラストまで鑑賞。

リリー・コリンズの美貌が堪能出来る事と、近くにオレンジ農園のある田舎の穏やかな土地に建つ邸宅の風景が楽しめる。あと邦題があまりに合っていないと思う。全然詰まらくも無いが、数少ないバトルなどの観せ場の演出と、3人のバックボーンを感じさせる会話劇の魅力をもう少し上げて欲しい気がした。
karmapolice

karmapolice