『エドワールとキャロリーヌ』に投稿された感想・評価中身は本当に何もない。だけど役者たちの動きがカットの長さの持続を決めていて、このリズムの生み出し方は天才的な職人芸だ……。こういうただの娯楽映画に徹してしまうベッケルの凄さを目の当たりにすると、昔は…
>>続きを読む同じ姿勢で座って雑誌をめくるケンカ中のエドワールとキャロリーヌ。
鏡と電話線と階段が印象的なコメディ。パーティーの準備も電話の会話もピアノの演奏も、中断と再開を繰り返す。フランス上流社会で孤立する…
キャロラインは姿見でドレスを直してる所作が1番スマートにキマってるのでバストアップワンショットが弱くそれが来るたびに胃もたれしてしまったが、全体的にすごく好き。
冒頭ピアノの音が鳴り響き窓から右へ…
他愛もない理由の夫婦喧嘩を、アパルトマンの部屋と伯父の邸宅パーティーの2ヶ所だけで見せることの驚き。
ミニマムな設定と展開なのに、豊かな感情があふれるソフィストケイテッド・コメディの到達点。
オ…
オフュルスらルノワール、アントニオーニ、小津などは映画的なものとは関係なくダイレクトに脳と心と体にくるものがあるけど、ベッケルのこれは、ホークスをみたときのように純粋にスクリーンとそれを見て楽しむ私…
>>続きを読む🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-153 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋若い夫婦のすれ違い、夫婦喧嘩をフランスらしい軽快なリズムで粋にオシャレに描い…
夫婦の関係性について。緊張が走る→メトロノームが速い、壊れる→壺の破壊と曲の中断、修復→途切れることのない旋律、というように、ベタだが、ピアノをはじめとした音に関する小道具が生きてる。室内劇だが、ラ…
>>続きを読む無名の音楽家エドワールと富豪令嬢キャロリーヌの夫妻がパーティに行く支度途中、些細なことから大喧嘩をしてしまい・・・という話で、なかなか面白かった。何作か見てきたが、ジャック・ベッケル作品は本当にハ…
>>続きを読むピアニストのエドワールと妻キャロリーヌは彼女の親戚や、スノッブな人々の集まるパーティーの準備をしながら派手に喧嘩をしてしまう。
その原因がジレやドレスなのがいかにもフランスらしい。
ジャックベッ…
今話題のおすすめ映画2024/05/21 07:00現在
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