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教育と愛国のchiのレビュー・感想・評価

教育と愛国(2022年製作の映画)
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地元のミニシアターで働いてる友達が「面白いよ!」って話してくれたのでその次の日にすぐ観に行った。
結果めちゃくちゃ面白かった。
人から薦められたものは経験しておいたほうが絶対いい。合っても合わなくても新たな世界が見つかるからね。

冒頭から「え?いまの道徳の教科書ってこんなことになってるの?」という衝撃から始まった。

右と左がせめぎ合う。
結局起きた事柄はひとつであっても見る人が違えば捉え方が違う。
人の数だけ事実が増える。

掲載されるものがパン屋からお菓子屋さんへと変わることで養う愛国心。
「従軍」「強制連行」という言葉を消すことで知らしめる国の正しさ。

うーん。
日本のこと、そんなに好きでも嫌いでもないけど(世界的に見たら生きやすいかもしれないけど先進国から見たら生きづらいので)、子供の時にどういう教え方をされるかで全然変わるというのがよくわかった。

安倍さんが沢山出てくる。
この時の描かれ方を、その翌年どういう最期を迎えたのか知ってる今見ると複雑な気持ちになる。

頭いいおじさんたちやお偉いおじさんたちも、結構ヤバいこと言ってんなぁとニヤニヤしながら観てた。
あと杉田水脈が出たところも笑った。
あの人もなかなかだよね。

教科書読みたくなったー
図書館いこっと📕
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