ひろさん

教育と愛国のひろさんのレビュー・感想・評価

教育と愛国(2022年製作の映画)
4.4
怖い映画だった。安倍一次政権(2006-2007年)、二次政権(2012-2020年)のうちに教育基本法や学習指導要領が変えられて、時の政権が認めた歴史しか載せられなくなっていた。その間に我が子が小中高校生活を過ごしたのに、全く気付いていなかった。
日本人としての誇りを持てない「自虐史観」の教育を止めるべきと言うが、あったことを無かったと教えられるよりは、あったことを認めて「もう二度としない」と言える勇気の方が大切だと思うし、知らないことは恥である。
他国の独裁を批判する前に、自国の民主主義がちゃんと機能しているのかを見ていないといけないことを実感した。
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