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シャイロックの子供たちのmakoのレビュー・感想・評価

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)
3.7
《金か、魂か-。》
◎74点

原作: 池井戸潤の同名小説。
監督: 本木克英。『空飛ぶタイヤ』など。

WOWOWでドラマ化もされたそうですが、原作未読、ドラマ未視聴です。

映画は小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーだそうです。

東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。お客様係の西本(阿部サダヲ)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、事件の真相を探る。

面白かったけど、なんかこじんまりした感じ。まあまあ、かな😅
高揚感があまりなかったからかな。
キャスト陣の演技はいいけど、脚本があっさり気味。
昨年観た『アキラとあきら』の方が断然面白かったです。

平均スコアに納得でした💦

「シャイロック」とは?
シェイクスピアによる戯曲「ヴェニスの商人」に登場するユダヤ人。強欲な金貸しとして知られ、金を返せなくなった相手に対し、金の代わりに「身体の肉1ポンド」を要求する。しかし、裁判官は「身体の肉1ポンドを得ること」は認めたものの、一滴たりとも血を流さないということを条件にしたため、シャイロックは何も得ることができず、失意のまま法廷を去ることになった。



観客 16人
劇場鑑賞 #25
2023 #27
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