神は見返りを求めるの服部昇大のネタバレレビュー・内容・結末

YouTuberに感じる「なんかヤな感じ」の全てを端から端まで、余す所なくパンパンに詰め込んだ映画。YouTubeという巨大な虚構、虚無なシステムにひたすら突き動かされてチキンレースを続けるインターネッツの歯車、YouTuber。そんなYouTuberの世界に足を踏み込んでしまった主人公もYouTuberとして成り上がっていくが段々とその虚無に気づくがシャバには戻れず、YouTuberという業（カルマ）によって身を焼かれる。
ムロツヨシもYouTuberへの怒りによってYouTuber版ジョーカーことガーシーになる。

映画スカーフェイスに例えるとこの映画のYouTuberはドラッグビジネスと同じであり、足を踏み入れたが最後二度とカタギには戻れない。