最初に事故で両親を亡くして立ち尽くしている娘が、中学生くらいかなと思っていたら、実は社会人ということに驚いた(笑)
凄い童顔!
看護士をしている姉は医者になる夢があるのに、両親を事故で亡くして、弟を親戚に押し付けられてしまう。
姉が親とは縁をきっている?
理由が映画を見ているとわかってくる。
小さい弟は親戚が揉めている姿を見ているし、姉を求めながらも養子先を探していることも分かっていて、切ない…。
姉と弟、どちらが悪いわけでもないし、姉のどこに向けたらいいのか分からない感情が、見ていて辛くなる。
最近のドラマでも、若くして子どもを生む選択をしなければいけなかったり、姪と一緒に生活する叔父とか、そんなドラマがあるので、目新しさはないかもですが…
この映画では中国の一人っ子政策という理不尽な男女格差があり、より理不尽さが引き立てられてました。
それを姉の目視線で静かに映し出されているところが、好感が持てる映画でした。