なお

機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャーのなおのレビュー・感想・評価

3.8
"焼肉だぁぁぁ!!!"

GWは地元の映画館へ。
最近はコロナ関連の規制が解除されたこともあり映画以外の用事が多く、なんやかんやで2週間ぶりの映画館。

そんな久しぶりの映画館1本目は、毎年季節の変わり目に上映される「ヒーローお祭り映画」。

✏️肉!肉!肉!
2020年放送の『魔進戦隊キラメイジャー』と2021年放送の『機界戦隊ゼンカイジャー』のキャスト陣による打ち上げか?と思ってしまうほど、肉を食い飯を食べ、酒…はさすがに子ども向け作品ということでお預けだが、この作品のメインイベントにしてメインディッシュ。

「キラメイジャーとゼンカイジャーが、カルビワルド(悪役)の能力によって焼肉屋空間に閉じ込めれてしまう」というあらすじの時点でだいぶ意味不明だしもう笑うしかないのだが、こんな内容でもきちんと1本のヒーロー映画として成立させてしまうのはゼンカイジャーだからこそ成せる技か。

「なぜ焼肉を題材にしたのか?」
そんな、10人いたら20人は疑問に思うだろう謎の真相は本作のWikipediaにも記載されている。
その理由もだいぶ面白いことになっているので、興味のある方はぜひご一読。

✏️センパイジャー
ゲスト出演の"先輩"ヒーローとして、キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド(小澤亮太)、夜野魁利/ルパンレッド(伊藤あさひ)が出演。

主役である"後輩"戦隊たちの活躍を、でしゃばり過ぎずあくまで影から支えるサポート役としてうまく立ち回っている。

しかし個人的には、もう2,3人くらいオリジナルキャストを復帰させてほしかったところ…
ライブラリ音声?の使用や声が似ている声優の起用だけでは少し寂しい。

特に、今や大人気俳優に成長した志尊淳くん(=トッキュウ1号)が数分でも再演してくれたならば、特撮界隈以外でも多少の話題にはなったのかもしれない。

☑️まとめ
とはいえ、まるでテレビシリーズの延長のような「ドタバタ活劇」感は依然健在。

ゼンカイジャーの別世界を渡り歩けるという設定は今後のお祭り映画でも活用されそうなので、これからの作品展開にも期待がかかる。

🎬2022年鑑賞数:54(21)
※カッコ内は劇場鑑賞数
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