ふじこ

ザ・ベルズ: 鐘の音のふじこのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ベルズ: 鐘の音(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

叔父の葬式準備。妹は忙しいし子供の学校もあるから来られない、と電話で話している。
何もかもが急すぎて戸惑っているの、「棺を閉じて」って言われたのはなんでなの?と。
話している最中突如大きな鐘の音が聞こえて来て、妹に教会にいる?と訊くと家に居るわ と言う。
どうやら妹には聞こえていないようで、外へ出て確かめたりしている間にどんどん音は大きく、感覚は短くなっていく。

ってお話。
急に耳が聞こえなくなったり、誰かの気配がしたり、床に血が落ちていて辿っていくと血塗れの胎児が布に包まれていたり。
そして急に現れた大きな口に棘のような歯を生やした女にガブリとされて叫び声が響く。
一方の妹は兄が電話に出なくなった事を思いながら息子の世話をしていると、ふと響く鐘の音。
思わず洗い物の手を止めるが、息子が振り返って聞こえる?と声を掛けると、何が?と返して洗い物を続ける。
明らかに妹にも聞こえている感じがあるのだけれど、もしかして聞こえない振りをすればセーフって事?
だとしたらなんで妹がそれ知ってるんだとか、息子はどうすんだって感じがあるんだけど…。
叔父しても、この顎デカ怪物にやられたんだと思うんだけど何があったんだ…。

雰囲気も鐘の音も怖くて良いんだけど、肝心の…と言うかクリーチャー的なのの出来がね…!
上顎が通常の人の顔でいう顎の辺りで、エラ骨辺りから下顎がクイッと前に出ている…大口のシャクレ。
深海魚でこんなのいたなぁって思う。
ふじこ

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