斎藤工(映画監督としては本名の齊藤工名義)監督の第二作。前作の『blank 13』は親子の人間ドラマとぶっ飛び感のバランスが好みだった。
今作は原作があるからかぶっ飛び感は無く、比較的わかりやすいサスペンスホラー?でも苦手なグロさもなくて良かった。
周りから見ると「理想の家族」が購入したマイホームは…ストーリーについてこれ以上書くとどうやってもネタバレになるので辞めておきます。
昨年の『ある男』の演技が凄すぎて、あれから目が離せない窪田正孝はさすが。
キーパーソンの奈緒もやっぱりこんな役やらせたら上手い。
蓮佛美沙子って初めて出演作観たかも。徐々に壊れていく様、こういう作品が合う。
窪塚洋介の役はなんと切ない…今までにない役柄に引き込まれた。
エンドロールで監督の盟友の竹中直人?と思ったけど、あの役しかないよね。
そして書かない訳にいかない中島歩!もう売れっ子やね。あの独特な喋り方、ちょっと癖のある刑事役、よく合ってる。
ちょっと強引かな?というところもあるけど、
十分怖かった。齊藤監督の次回作が楽しみ。