私は、そこそこ楽しめたけどなぁ。ラストは、やり過ぎな気がしたけど、その前まで良かったと思う。窪塚洋介は、やっぱり病んでる人、上手い(笑)。奈緒も好きぃ。皆さん監督·斎藤工に厳しい気が…(笑)。まあ、着地は読めたけど、そこに至るまでの展開は悪くなかったと思います。
長野県で、暖かい理想の一軒家を手に入れた清沢賢二とひとみ夫妻。 娘·サチと共に幸せな生活を送るはずだったが、引っ越した直後から不審な物音や赤ん坊の瞳に映る不気味な影など奇妙な現象が起こり始める。 そして、とうとう賢二の回りで、殺人事件が起こり始めるのだった。
ネタバレ↓
度々、揉めていた担当でない設計士が遺体で発見されたり、賢二の浮気相手だった女性が脅され、彼女も遺体で発見された。
賢二には、母と統合失調症の兄がいて、兄はいつも何かに怯え、その存在から家族を守ると言っていた。そして、今度は賢二の家でその兄が、赤ん坊を守る様に倒れ、脇腹を刺され殺された。
事件の犯人は、清沢家の設計を担当した本田だった。彼女は、自分が叶えられなかった理想の家族を作りたかった。それを邪魔する者を排除して行ったのだ。
清沢家の屋根裏部屋で彼等を観察していた事が賢二にバレ、賢二を殺そうとしたが、危機一髪、賢二が本田を殺した。
賢二は本田と揉み合っていた時に過去の記憶が甦った。父が兄にDVを受けているのを見かねて賢二は父を刺し殺したのだった。母は遺体をバラバラにして埋めたらしい。
自宅に帰るとひとみが赤ん坊を抱き屋根裏部屋にいた。振り返ると赤ん坊の目から血が流れていた。これでもう見なくてすむと言って妻は笑った。
これでもかとしつこい展開で、最後の赤ん坊に目潰しは、無い方がスッキリした気がしないでもない。最初から、奈緒が犯人なのは想像が付くが、その過程は予想外で楽しめました。キャストに助けられてる感は否めないけど…。
