あーる

スイート・マイホームのあーるのネタバレレビュー・内容・結末

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前に漫画を本編の半分くらいまで読みました。この作品において先入観は邪魔でしかない代物であると思い知らされました。
映画だけで回収しきれなかった謎は、原作だと読み応えのある内容であったかと。
すこし都市伝説風な怖さだったり、海外でたしか知らない間に戸棚に女が住んでいて、シンクで用を足していた…っていう地獄みたいなヒトコワ系、まるで自分は家族の一員かのようの落とし込み方が不気味で、もうソレにしか見えない演技が気持ち悪いのなんの。1番の矛先が奥さんじゃないのも気味悪い。甘利がもう少し気持ち悪かったら、ミスリードを誘えたのになぁと少しばかり残念。
冒頭と最後の地鎮祭での違和感も、映画では語られてませんが、原作を読むと納得。気味の悪さを引き立たせるという意味では、見知らぬ幼女とサチが目を覆うシーンもそう。サラッと終わるけどまあまあ後味悪い映画の仲間入りですかね〜。
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