maruco

男たちの挽歌 4Kリマスター版のmarucoのレビュー・感想・評価

4.1
男たちの挽歌
4Kリマスター版観ました。
日本公開35周年記念らしいです。

オープニングに大きめの「英雄好色」という四文字熟語が出てきたから、
marucoは一瞬これって思ってたより、
エロいシーンが出てきそうやな、フムフム😍なんてこと思てたん。
だけどとんだ読み違いやったん。
英雄的性質のことやったらしいです。

香港映画はほとんど知らんかったんですけど友達のフィルマーさんから薦めて頂き義理に詰まって🥴…イヤイヤそれはない、
それは一切ないけど観てきました。
もともとヤクザ映画は好みやったんで。

これはね、
ま、しょにょ〜💨、
やっぱりこう、古い感じは否めません。
特に肩パッドのデカさは堪える。
だけどすぐ見慣れますから。
まぁただ撫肩の男性とか肩幅の狭い人は
やっぱり貧相に見えるしね、ましてや、
皆さんカタギでない暴力的やったり人殺ししたりする方々ばっかりやったんで
肩パッドは寧ろ良いです。
そしてマッチ棒を爪楊枝代わりに、
巧みに使いますよ。あれ下手したら、
マッチ棒の先っちょの燃えるとこ、
リンって言うのんかな?
あの赤い玉🔴が口の中に入らんかと、
ヒヤヒヤ心配して観てましたけどね、
これをよううまいこと棒の部分だけで
口やら歯をレロレロしてました。
色々しよむないこと面白可笑しく
書きまくりましたけどね、

実のところ、
少し滑稽な場面もありながら、
観ているうちにやっぱり、
それぞれの人達に感情移入して
行くんですね
実はmarucoは泣きました。
勝手に涙が出てきました。
つまらんから?
とんでもないとんでもないです。
挽歌とは哀悼の歌の意、らしいです。

その名のとおり、
これは男の愛と友情、
裏切りと復讐の物語。
とにかくどうにもこうにも、
男たちが可哀想やねん。
殺されて当然のカスやらごみが出てくるこいつらが撃たれたり殺されたらホッとする。スッとする。
だけどそうと違う男たちもおるねん。
そんな彼らがとにかく憐れやねんなあ。
可哀想やねんなぁ
これにmarucoは泣きました。

この映画にはええ男がざっと、
3人出てきます。
marucoが一番カッコええ!とおもたんが
お札燃やしてタバコに火を付けてるサングラスの男…、月並かも知れんけど、
この人が一番好きやった。
名前何やったかな?
この人がチョー・ユンファかな?
顔は知ってたけど…、
劇団ひとりにちょっと似てるなぁ、
思った。
そして本作は音楽の使い方がどこか、
ヘタうまとか言う言葉があると思うねんけど、どこか垢抜けないダサいねん。
だけどそこがまた、
何とも言えない言い表すことのできない、すこぶるええ味を出してくるねん。

本作が流す使う音楽は、
もの凄く映像への貢献度が高い、
と思った。一貫性は全く無い、
無いねんけど趣きがあった。
味わいがあった。

そうそう、
タクシー会社の社長ええ人やった💗
こんなええ人はおらんと思う。

だから本作には、
「ええ男が四人」出てくる…、
これに訂正さして下さい。


セバーグちゃん有難う。

マタアワセテクダサイ💐
maruco

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