リボウスキ

ラスベガスをやっつけろのリボウスキのレビュー・感想・評価

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)
3.0
(2011.3.31 記載。一部編集)久々のギリアム映画。ずっと観たくて観たくてやっと観れた作品。
観たくても観れない期間が長かったためハードルが上がってしまったからなのか、それとも単に作品があまり合わなかったからなのか、結論から言うと微妙な映画だった。

まずストーリーは無茶苦茶。無いに等しい。ドラッグに興味が無い人にとってはこのストーリーの何処を楽しめばいいのかさっぱりわからないであろう作品。

つるっぱげのジョニー・デップと、たっぷり太ったデル・トロがドラッグでトリップして大暴走する様子をただただ楽しむための映画としてなら評価出来る。
それぐらい二人の演技はぶっ飛んでいた。

果たして日本の売れっ子俳優や大御所俳優が、この映画でのデップとデル・トロほど役になりきれるだろうか。
ギリアムワールドは感じることが出来たが、若干消化不良な作品。

私事ではあるが、明日から社会人になる自分にとって、この作品が学生生活最後の映画になった。正直言って複雑だ(笑)
でもまあずっと観たかった作品だったからこれも良い記念か。
社会人一本目はもっと感動的で前向きな映画を観ようと思う。