部落差別について色んな角度の人たちからのインタビューメインで構成されたドキュメンタリー。
周りの話を聞くかんじでは比較的詳しく同和教育を受けてきたんじゃないかと思う。
道徳の授業で穢多とか非人って習わない人の方が多いらしい。
作品の中にも出てきた【寝た子を起こすな】っていう考えや意見に対して賛同するきもちもあるけど根本的な解決って原因知らないと出来ないとも思うからめっちゃ難しいと思う。
元も子もないことを言ってしまえば民主主義って絶対格差が出来てしまうものやから色んな差別ってなくならへんと思うのが持論。
でも何でもかんでも平等にしてしまうと努力するだけ無駄な世界になっちゃう。
自分よりずっと若い世代にも未だに部落差別が残っているっていうのにほんまびっくり。
自分ごととして受け止めて前向きに頑張っていきたいっていう強さが眩しい。
でもそんな強く生きられる人の方がきっと特別で人ってそんなに強くないんじゃないかと思う。
弱いからこそ諦めちゃうし弱いからこそより弱き者を探して叩いて自分の方がマシっていう満足感を求めちゃう。
途中で休憩入る映画なんて初めて。
覚悟はしてたけど長くて長くて途中ちょっと意識飛んだけど教科書には載ってない歴史として知っておくべきでは？と思った。
