たとえ好きなものがあっても、馬鹿になりきれない自分に苦しむ人は多いと思う。
生きていく上で、理性や小賢しさはもちろん必要だとは思うけど、そんなのどっかやっちゃって突き進むミー坊が眩しいし羨ましい。
関わる人たちを素直に、優しくさせる力がさかなクンにはあって、それはお魚博士とかよりもっとすごい天性のもので。
その辺りが沖田監督らしく優しく描かれててじんわりした。
転がり込んできたモモコも、迷惑はかけてもミー坊の夢だけは邪魔したくなかったんやろうな。
ヒヨがミー坊を大事にするのもわかる。
良い映画だった。
あのキラキラの痛さと危うさはのんにしか出来ないかな笑