さかなクンの半生を描いた作品。
以前チラッと自叙伝を読んだのだけど、それと大まかなところは同じ。
のんがさかなクンをやるのは性も違うしどうなのかと思ってたけど、意外とキャラは近いのかしっくりきた。
純粋なキラキラした目が良かった。
総長、籾山、日置を初め、周りにいる人が暖かい。
お母さんの、どこまでもさかなクンを何も疑わずそのままを受け入れる強さがただただすごいと思う。
どちらかというと不安になってしまうお父さんの気持ちが分かるな…。
それにしても本当はお魚苦手、って本当なのかな⁈
映画では2時間くらいでさくっとまとまってるけど、さかなクンの今まではもっともっと色々とドラマチックなはずでそれが読み取りきれない2時間に少し歯痒さを感じた。
魚が好きだから魚が関わる全ての仕事に向いているわけではないんだね。
それが妙に腑に落ちつつ、そういうものなのだとどこかホッとした。