takehi

宇宙探索編集部のtakehiのネタバレレビュー・内容・結末

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

「UFO宇宙人に人生を賭けた男の生き様に密着、モキュメンタリー風映画に魅入る!」

宇宙人に問いたい「無限な宇宙に人間は何のために存在し、その意味とは?」
そして自死を遂げてしまった娘さんへの悲しき想い、後悔、、UFO雑誌編集長の想いが心に伝わりグッときました。
ラストには人間讃歌(命の大切さ)そして宇宙の神秘に触れ、ちょっぴりだけど元気と感動いただけました!

30年前はTV取材受けたりして雑誌は売れていたが今では落ちぶれてしまい金欠の編集室は電気を止められてしまう始末。
編集長の宇宙愛、宇宙人へ畏敬の念は時は過ぎても不変、不思議な現象の起きた田舎町へ一癖ある仲間達と取材へ赴く。
田舎町、深い森、洞窟、撮影は美しくも、凄み有り見応えありました!
オープニングでのオンボロ宇宙服のエピソードこそクスクス笑えたが、どんどんシュールな世界に話は突き進み暴走して行く。
私の鑑賞力不足は否めませんが、なかなか頭が着いて行けず、かなり寝てしまうことに、しかしながら、、編集長がなんやかやと理屈を言って慎ましい夕飯を食べている姿、トイレの便器を脇に歯を磨いている姿、UFOを想い街の夜空を真剣に見つめる姿。。それらを見た時、この人は自分と一緒だ!!ちゃんと見届けなければと連続して再観戦してしまいました。
(編集長を見捨てることができない口うるさいおばちゃん編集スタッフと同じなのかもしれません笑)

アジアで沢山の賞を取り評価を受けた中国映画です、一つの事に夢中になって生きる事、家族への想い、、味わいは全然違いますが「カメラを止めるな!」を思い出しました。 ※yahoo検索映画同時投稿
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