ゆき

猫たちのアパートメントのゆきのレビュー・感想・評価

猫たちのアパートメント(2022年製作の映画)
3.5
巨大な団地。その広い敷地内に住む野良猫たちは、住人たちから十分に餌を与えられ雨風を凌げる地下スペースに住み、その可愛らしい姿で住人たちに愛されて…それはもう野良猫じゃないよなぁ。コミュニティに飼われた猫たち。
その巨大な団地の老朽化→再開発のため解体となることで生活は大きく変わる。団地を去る住人たちは「猫が心配。可哀想。」と手を尽くすけれど…というところで終わるドキュメンタリー映画。
スクリーンに現れる猫たちの可愛らしさ。穏やかさ。この子たちが野生に戻れることはないんだろう。
野良猫に餌を与える行為=愛情なのかエゴなのか🤔
「猫にとって人間は資源」「(ペットフードの缶を開けてくれる)缶切り」という言葉にも頷けた。
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