Scratchy

Love at the Top(英題)のScratchyのレビュー・感想・評価

Love at the Top(英題)(1974年製作の映画)
5.0
フーターズみたいなジェーン・バーキンに存在しない誰かを待ってるのって地味な銀行員にしちゃ洒落てるじゃんトランティニャン。スタイル良すぎてもはや人形なバーキン、喋り方も服も下品なの。教育されたのか三度目に会うときの花柄ワンピかわいい。そしておもちゃみたいなリングもゴールドへ。バーキンの友だちにはマックィーンそっくりと言われるトランティニャンはもーモテモテ。神より年上のばあさんの姪にはポール・ニューマン。情事はすべて小説家ジャン・ピエール・カッセルに報告、カフェでの二人の会話も撮り方遊びまくってて楽しい、そしてチェリーシェイク飲みたい!コーラとミルクにケチャップ(の代わりにマスタードで代用)のカクテルはノーサンキュー。金持ちになってたくさんの女と寝たいんです、という理由で仕事を辞めたいと申し出るトランティニャン、ハンディキャップないなら席を譲れとじいさんに声をかけて隣のばあさんに目が見えないと言いながらヌード雑誌読み出すトランティニャン、そんなにハンサムじゃないしべつにインテリでもないし魅力もない、だが!いい車がある!ってロミー・シュナイダーに叫んで車に乗せるとこさいっこー、遠くへ連れてって返事も。そしてサファリへ、ライオンに囲まれて泣くロミー。今まで観たなかでこのロミー・シュナイダーがいちばん素敵かもしれない。ジャン・ピエール・カッセル最後に立ち上がったときにハッとさせられる。
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