ロールシャッハ

不知火檢校のロールシャッハのレビュー・感想・評価

不知火檢校(1960年製作の映画)
3.8
頭の切れる盲目の按摩師、不知火検校(しらぬいけんぎょう)
盲目の杉の市が"検校"という按摩のトップ(位の高い人に女性を斡旋して儲ける)にに成り上がる物語。

勝新太郎版の座頭市の予習に鑑賞したけど、ハンディーキャップのある人が人を騙す訳がないという先入観を打ち破る作品でした。
中村珠緒さんに言い寄って、廊下をスタスタと帰るところは恐ろしかった。

検校になってからの貫禄を齢30歳で出せる俳優はなかなかいないと思ったし、全て暴かれた時の狼狽え方は凄かった。
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