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王立宇宙軍 オネアミスの翼 4Kリマスター版のgesuのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今年予定していた資格も無事取り終わり久々映画館。
色彩豊かで鮮やかなアニメが苦手なのでその点このくらい昔のだと質感もとてもちょうど良い。
一々書き込みも細くて効率無視なSF的造形も好き。
ここまで書いといてアレなんですがテレビ版も映画もエヴァを見てません。
ガイナックス無知勢です。ごめんなさい。年末で時間作って見ます。
今作はそのガイナックスの長編映画の出発点、音楽がYMO坂本教授、作画庵野氏、企画岡田斗司夫氏、キャラデザ貞本氏で無知な私でもすごい面子やと分かる。

シロツグの声レオ森本がだんだん気にならなくなっていく、と言うか意外にあってる。
低くて落ち着いた声がどこかヌケサク的主人公と重なる。
宗教のチラシ配ってる女にいくってシンプルにすごいすね。
すごいどころか、しっかり感化されてしまっているが。
宇宙飛行士としてのアイコンとして注目の的になり、自ら信心を通したスピーチを宇宙から発信したシロツグはあの世界では悟りをひらけたのでしょうか。

完璧に不純な理由からはじまったけど、結果的には境遇と環境を言い訳にぐだぐだしていた宇宙軍メンツが色めきだち、意地とやけっぱちで国家間の緩衝地域で有人宇宙ロケットをぶち上げる目標に邁進していくのはアツイ。

作り手の若き才能と溢れすぎた熱意が感じられる、はみ出たやりたいこと感が出ててね。この辺現実とストーリーとリンクしてそうなんて考えすぎ?
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