設定が凄い 障碍を持つが故 幼い頃に虐めや酷い扱いを受け続け そこから這い出る為に体得した狡猾さ そこに更に磨きをかけ 社会的弱者でありながらやがて差別者を遥かに見下ろす検校という立場に上り詰める …
>>続きを読む勝新太郎の強烈な悪のオーラがそこに寄り添うようキャメラワークによって画面全体を包摂していき、ラストの大立ち回りにおいて、俯瞰ショットと盲目の檢校にはあり得ない主観ショットがモンタージュされ、そのモン…
>>続きを読む長くヒット作に恵まれなかっ
た勝新太郎が路線変更し、新
境地を切り開いてブレイクし
たことで有名な作品。
盲目の按摩、杉の市が暗躍す
るアンチヒーローもの。
このピカレスクロマン系譜が
後に…
森一生のベストでは。勝新太郎が座頭市以前に盲目の按摩を演じているが、欲望も企む力もある意味で座頭市以上。そのキャラクター性は強盗に金の隠し場所を教えその分け前を手にしたとき、勝新太郎の顔には影がかか…
>>続きを読むすぐに忘れるので…
読み:しらぬいけんぎょう
不知火:九州地方で見られる蜃気楼の一種、九州地方に伝わる妖怪
検校:昔の盲官の最高位名称
勝新による座頭市シリーズの先駆け(※Wiki)だと後に知る…
少年期の極貧生活を原体験にしている盲目の按摩師(勝新太郎)が、独自の処世術を駆使しながら、檢校の地位に上り詰めていく。座頭市の前夜祭的な位置付けにある、時代劇サスペンス。「檢校(けんぎょう)」とは、…
>>続きを読む詐欺も殺しも強姦もお手の物の盲目勝新太郎が悪過ぎるって映画。
これをきっかけに勝新太郎のスターダムが始まったと、納得の凄み。カリスマを感じる私の愚かしさ。1960年かよ。やはり昔の邦画はすごいわ。
…
もう何回か観てるけど、暫く見てないと見たくなるのが勝新。勝新は今も映像の中では生き続けている。
座頭市の基になっていったとされる本作。その武器は仕込み杖での居合斬りではなく、ここでは切れ味鋭い悪知…