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鉄の男のlemmonのレビュー・感想・評価

鉄の男(1951年製作の映画)
3.8
クライマックスは感涙🥲。

ボクシング映画ではあるが、体はデカいが不器用で心優しき主人公が自身の凶暴性に悩む物語。
最初はその力強さをボクシングに活かせると、嫁と義理兄の進めもあり、戦うも、試合中のその非道さから観客からは総スカン。

悩みつつも、ある時から悪い方に吹っ切れ、チャンピョンとして戦い続ける。

彼を慕う弟分にスタア前夜のロックハドソン。
嫁にはイヴリンキース。
義理兄にスティーヴンマクナリー。
主人公と特別な関係性を築く新聞記者にジムバッカス。
最初のライバルにジェームズアーネス。

主人公はいろいろありつつも周囲の人には恵まれていると思う。その辺りは本作は甘めではあるか。
ただ主人公ジェフチャンドラーが素晴らしく、感情移入🥺(誰かに似ているといつも思っていたがユルブリンナーだ)。

82分サクッと!
思いの外、深みのある作品でした。
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