宇宙やAIのSF要素と、団地やセミの音などノスタルジアが入り混じる作品。
打ち上げる工程や宇宙船の目的は小難しくて理解が追いつかなかったけど、それらはあくまで世界観や物語の進行状況必要なプロットという感じ。
主人公とAIロボの関係の変化や親たちが果たせなかった約束を次の代の子どもたちが成し遂げるという部分がアツくて盛り上がる。
特にナナコが自分の状況を告げるシーンから打ち上げまでのシーンはドラマチックで目頭が熱くなる。
いつかの再会をにおわせるような描写がエンドロール中か後にあればさらに良かったんだけどなぁ。
子どもが観るならなくてもいいのか。
大人が見るから未来を想像して叶ってて欲しいなって思っちゃうのかも。
季節感があって夏にサクッと観るのに良い。