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線は、僕を描くのなのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
4.3
開始10分、湖山先生の絵で、直ぐに引き込まれていきました。線を描く音、墨を磨る音。とにかく音がすごく心地良いです。
それから画角も好き。水墨画が自然と親しいからこそ、自然の描写だったり、そこに居る人物の位置だったり。
挿入歌「Lost」の時のシーンも好きだなぁ。
最初霜介が絵を見て泣いていた時は、自分はこういう感性は持てないんだろうなって思ってたのに、最後の霜介の椿の絵を見た時には、もう目頭が熱くなりました。素敵な絵だった。絵に心動かされるって、しかも画面の中の絵に、こんなことあるんだ。
お目当ての果耶ちゃんは安定の美しさでした。
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