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線は、僕を描くのさのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
4.0
原作未読

ちはやふるの監督ということで元々期待大で観たけどその期待を上回っていた

相変わらずのキラキラとした画面作りと音楽と共に『登場人物が何を見て何を感じ何を考えるのか』をとても丁寧に描かれていて、直接ではなくかつ繊細な描写でその人の品性や心持ちが現れているとても“綺麗”な作品でした

あと多分観た人全員が思ったと思うんだけど、江口洋介が良すぎたよね……
そりゃあオルスタブラボーですよ……

ただ、途中とてもいいシーンで流れる挿入歌のボリュームが大きすぎてもっとセリフや演技の方を主張して欲しかったのと、最後が結構駆け足で「あれ、もう終わり?ここで?」感が否めなかったのは少し残念だったかな

久しぶりに観る“斜に構えずニヒルに笑わない”横浜流星、ちゃんとキラキラ青春ムービーの主演でとてもよかった!

果耶ちゃんとメイン2人がどちらも少し影のあるお顔だけど、大正義アオハルW主演に仕上がってて最高〜!
なんと言っても「青山君と千瑛さん」の関係がめちゃくちゃ好みでしたね……

朝焼け逆光のビジュが美しすぎたのであそこA0でポスターにして家の壁紙にしたいな

鑑賞後とても心が軽くて明るい、そんな素敵な作品です

2022年劇場鑑賞:54作目
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