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線は、僕を描くのmakoのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.7
《水墨画と出会い、止まっていた時間が動き出す―》
◎75点

原作: 砥上裕將、未読。
監督: 小泉徳宏。

『ちはやふる』の制作陣が新たに挑む、水墨画の世界。

【あらすじ】
大学生の青山霜介(横浜流星)はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒だけで表現された〖水墨画〗が霜介の前に色鮮やかに拡がる。
深い悲しみに包まれていた霜介の世界が、変わる。



躍動的な水墨画は見応えあり!
白と黒だけなのに、墨の濃淡により何故か色が見える感じで素晴らしかった✨
水墨画のイメージが変わりました。実際に水墨画を観てみたくなりました。
観てよかったです♪
ただ、物語的には既視感ありで思っていたほどハマりませんでした。
あと、コメディ要員だと思うキャラクターがちょっとノイズに感じました。もうちょっと抑え気味でもよかったような。

でもいい映画でしたよ♪

“自分の線は 自分で見つける”
これは何にでも言えることなんだよね。印象に残りました。

あと、料理がどれも美味しそうでした😋
もう1つ、エンドロールもよかったですよ✨


キャスト陣は皆さんよかった✨
霜介役の横浜流星さん、『流浪の月』と同じ人とは思えないほど役にハマってました。
水墨画の巨匠・篠田湖山役の三浦友和さんも雰囲気出ててよかった。
西濱役の江口洋介さんもよかった✨ 先日観た『アキラとあきら』と違ってた。そういえば、横浜さんも『アキラとあきら』に出てたわ。
それぞれ違うキャラクターを上手く演じてました😊
篠田千瑛役の清原果耶さんもよかったけど、新鮮さはなかったような。でも演技はよかったです。


観客 6人
劇場鑑賞 #117
2022 #130
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