あすか

線は、僕を描くのあすかのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.0
主人公の心の傷は、計り知れないものがあるけれど、心から心配してくれて見守ってくれている友達がいて、いい出会いがあってよかった。
芸術の指導は技術的なことは教えられるけれど、本質やその人の持っているものを引き出すのは難しいものなんだろうなと思う。それだけに、才能が花が開いた本人はもとより、それを見守り育ててきた先生も嬉しいだろう。
水墨画は書き直しができないので、人前で大きな作品を描きあげる時の緊張感とそれを見守る人達の感動のシーンが気持ちよかった。
エンディングのキャスト紹介の1人ずつに1枚ずつ水墨画が描かれるのももっと見ていたくなった。
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