ピンク髪少年や和菓子屋の御曹司、そして流浪の月。自分の中でとても気になる俳優さんになったので、横浜流星のごく普通の人、の演技が見てみたいと思っていた。
その願いはこの映画で叶った。清原果耶も好きだ…
このレビューはネタバレを含みます
全てがうまく行きすぎだしお涙頂戴も多少鼻につくけど、でもいい話だった。
湖山先生や湖峰先生のセリフには心に響くものがけっこうあって、やっぱり人生経験豊富な人の言葉って深いなぁなんて思いながら観てた…
よかった
変な恋愛映画にならないのが良くて、自分と向き合うってなんでこんなに難しくて大変なんだろうかと思いながらも、映画を見ることで少し向き合えるすこし頑張ろうと思える。
悲しみを悲しみのままに…
涙をぬぐい、心を描け…
大学生の青山霜介は絵画展設営のアルバイト中に水墨画と運命的な出会いを果たす。
白と黒だけで表現された水墨画は霜介の前に色あざやかに広がり家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失…
"できるかできないじゃなく、やるかやらないか"
の「できない」と「やらない」は両者ともに負の意味合いを持つが、その本質はモチベーションの点で雲泥の差がある。もちろん、後者が雲。
ただ、"言うは易し、…
原作は砥上裕將による小説。この砥上さんという方、実際に水墨画家なんだそうで。
心に傷を抱えた大学生、青山霜介(横浜流星)は初めて目にした水墨画に一目で心を奪われる。霜介は高名な水墨画家である篠田湖…
©砥上裕將/講談社 ©2022 映画「線は、僕を描く」製作委員会