レオン

犯罪都市 THE ROUNDUPのレオンのレビュー・感想・評価

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)
3.8
オープニングはシリアスな状況も、ドンソク登場シーンでは、1作目同様、また笑わせてくれる。
取り押さえた犯人からナイフを奪い、「おまえ! ナイフで刺したら痛いだろ!」そのナイフで犯人のお尻をツンツン♪爆

この描写は元々、脚本にあったのか・・。 ひょっとしてドンソクのアドリブではないのか? とまで考えてしまう。 脚本にあったのなら、相当ドンソクのキャラをうまく生かした描写と感じる。

物語は、前作以上に目に冷徹さを感じる主犯役が凶暴で、いきなりのバイオレンスがよりシリアスに感じる。
他の脇役も、ベトナム警察上司役なども本当に怒っている様にしか見えない目つきなどがうまい。

前作同様「真実の部屋」など、笑えるシーン数も多数で、ユーモアとシリアスを状況毎にうまく変化をあたえている。

今作は戦闘や追跡描写が多く、前作の様な作戦を工夫する展開があまりないので、私は前作の方が0.1だけ上の評価になりました。 ドンソク作品は8作見たなかで、まだハズレはないので、今後もこのユニークな役者さんに大いに期待です。
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