今作でベトナムロケを敢行、と思いきや、コロナ蔓延で海外ロケが困難となり現地スタッフにより別撮りされたベトナムの映像に韓国内で撮影された俳優の演技をVFXで合成したのだとか。またもや韓国の高いITリテラシー。まったく違和感ありませんでした。
ただ、このベトナムのエピソードがあまり生きていないというか、全体のスピード感をやや阻害しているように感じます。国外での捜査権の原則などそっちのけでやりたい放題のマ・ソクトは面白いですが、やりすぎですね。 前作同様、韓国内で展開する形でよかったと思います。
本作ヴィランのカン・ヘサン（演：ソン・ソック）、面構えは良いのですが、前作のチャン・チェン（演：ユン・ゲサン）ほど狂気を感じませんでした。
今作、チョン・イルマン班長とチャン・イスが大活躍です。
バス内でのラストバトルは終始マ・ソクトが圧倒していて、改めてこのキャラクターは圧倒的に強くなきゃと確信しました。
（2024年2月 NETFLIXで鑑賞）
