旅客機がウイルステロに遭う話
本題が始まるまでの方が楽しめた気がする。
犯人のキャラが気持ち悪くてよかった。
ものすごく逸脱した事は言わせずに不快感を煽る話し方に感心した。
かなり早い段階で話に一つの決着がついてしまったのにはびっくり。
こんなに早くそこまで話進めてこの後の展開どうするの？ って思ってたらそこからは案の定失速気味に。
個人的に興味を引く部分は前半に集中していて、その後は予定調和の結論に着地した感じ。
作中での自衛隊の描かれ方について、日本を悪者にしてるとか印象操作みたいな事も言われてるようなんですけども。
自分としては感じ方逆だった。
国民の安全の為に武力行使も辞さず、なんて政府が存在してると思ってるなら日本を買い被りすぎ。
是非はどうあれ、この作品のように非常事態に迅速に決断を下して自衛隊に攻撃許可を出してその責任を取る、なんて日本政府に出来るわけない。
とりま受け入れて処置もして、そのせいでパンデミックになったらマスク配るくらいが日本の描かれ方としてはリアルかと。
