明月

非常宣言の明月のネタバレレビュー・内容・結末

非常宣言(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、イム・シワン、キム・ナムギルなどなど、超豪華俳優陣で、安定した演技力で楽しめる。

一難去ってまた一難、という感じで、手に汗握る展開。

人間ドラマも盛り込んでて、おなかいっぱいになります。
===
空港。
若い男。
嫌な感じで人に絡む。
娘と父。
かゆくて手を掻く娘をいさめている。
刑事の家。
旅行に行った妻。
休みがとれないのでおいていかれる。

トイレで娘と会う若い男。
父と娘の行き先を見て、ハワイ行きのワンウェイを購入する。

飛行機テロの動画を通報する小学生。
聞き込みする刑事。
異様な匂いのする部屋。

大勢の客の飛行機。
ハワイ行き。
父と娘。
若い男。
刑事の妻。

乗客121名。
全員搭乗。扉が閉まる。
スカイコリア151。
離陸。

刑事。
異様な部屋。死体。
現場検証している警察。

父は飛行機が怖くてお酒を飲んでいる。
トイレに入る若い男。

刑事。
映像を再生している。
ネズミが死んでいく。
毒物?
ウイルスでは?

トイレの男。
体内に埋め込んでいた瓶。
吸入器で巻く。

刑事。
ウイルス陽性。
ウイルス殺人だ。

娘スミン。
トイレに入ろうとする。
先に入る男性。
「運がいい子だ」

エコノミーのトイレに、粉が落ちてくると文句を言う客。
ビジネスクラス。
粉を払う男性客。

飛行機テロの動画を見ている隣の客。
父がスミンを探す。

あの若い男とそっくりと訴える。
「ここにいる人たちは全員死ぬ」とスミンに言ったという。
身分証を求めるCAに、博士の名刺を出す男リュ・ジンソク。

ステーキを用意するトイレを掃除したCA。
機長が食べる。

刑事。
リュ・ジンソクが乗った飛行機が、ホノルル行きだとわかる。
ウイルステロだと。


飛行機。
先ほどトイレで粉を被った男性。
鼻血、皮膚がかゆい。
医者を探す客。
エコノミーで吐く。
亡くなる乗客。

テロの連絡が入る。
36Cで男性が亡くなると連絡。
脇の下に隠してる物を見せろと掴みかかる父。

副操縦士が、リュ・ジンソクに身分証を確認すると、逃げる。
吸入器を持つが、手ばなれる。

リュ・ジンソク確保。
しかし、男性が既に死亡。
水疱がでて、喀血。

副操縦士と父。
知り合いだったよう。
副操縦士は、一生会いたくなかったと告げる。
飛行機で、咳をし出す人たち。

長官。
大統領府の主任と対応する。

ウイルスは、拡散済で、空気感染する。
CAソヨン。熱がでて倒れる。

リュ・ジンソクは、製薬会社にいた。
4年前に退社。

動機を聞く副操縦士とCA。
政府高官と話す。
飛行機の乗客が1人残らず死んでほしい。
ネズミのように、逃げる場所もないのに、逃げるのが面白い。

俺の苦しみを知れ!と血を吐くジンソク。
死ぬために飛行機に乗った。
みんな一緒に死ぬために。

飛行機の操縦が不能になる。
機長が、意識をなくしている。
ぐるぐると旋回する飛行機。
直下高している。
蹴破ってハンドルを戻す父と乗客の男。

リュ・ジンソクは死んでいる。
機長も死んだ。
父は、パイロットだった。

機内の動画がニュースで流れる。

大臣が会見する。
バイオテロを宣言。
致命的なウイルスであると発表する。

泡を吹いて死ぬ同僚。

水疱や発熱がある人は後方に、
そうでない人は前方にと分ける。
スミンは、アトピーがあり、水疱を疑われる。
後方に移る父と娘。

刑事は、製薬会社に行く。
令状がないと製薬会社に入れない。

アメリカから着陸拒否される501。
テロが起きた機体は着陸できないと断固拒否される。
ホワイトハウスに依頼するもダメだった。

引き返すように指示される。
仁川まで、燃料は持たないかもしれない。

旋回する飛行機。
刑事と妻。
電話が一瞬つながるがすぐ切れる。

刑事に、情報提供の電話。
社員のひとりが、共謀していたようだ。

オートバイで逃げる男と追う刑事。
共犯ではなかったが、騙されたと話す同僚。
ウイルスの唯一の生存者がいる。

副操縦士の手に水疱。
飛行機を急いでいる理由。
チーフパーサーの手にも。
父、パク・ジェヒョク。機長だった。
機長だった時に起きた事故で死んだのが副操縦士の奥さんだった。
それ以来、飛行機に乗ると息が詰まる。

刑事。
生存者のところ。
人が苦しんで死ぬところを見て、ジンソクは笑っていたという。

万が一に備えて、ジェヒョクが機長室に。

刑事。
製薬会社。抗ウイルス剤がある。
大臣が交渉する。

飛行機。
助かりたくて正義を振りかざす男性と、子供を守ろうとする女性たち。

治療薬があるとの公式発表。
喜ぶ乗客。
あとは帰るだけ。

日本が受け入れてくれるか?
成田に着陸しないと。
ソウルまで持たない。
操縦士の体調も持たない。

非常宣言を出す501。
着陸許可がおりない。

着陸許可が出ないが、成田に向かう。
着陸5分前。
航空自衛隊機。領空侵犯は許容できないと警告してくる。

威嚇射撃される501。

非常宣言を布告している。
成田に着陸させてもらうようアナウンスする。
自衛隊機が正面に。
いったん、上がる飛行機。
副操縦士が意識がなくなる。

日本政府の会見により、
変質している可能性が高いとわかる。
治療薬の確信はできない。

被害を最小限に抑える策をという政府。
ソウル飛行場に着陸させるか決断できない。

刑事が、ウイルスを打って、
抗ウイルス剤で治ったら飛行機を着陸させるという。
妻を見殺しにできないと。

韓国空軍が誘導する。
ソウル飛行場ではデモが起きている。
着陸地が変更になる。

致死率40%でも着陸させるのか?
と着陸拒否デモが国内で起きる。

「自分を責めないで。妻が死んだのは機長のせいじゃないとわかっていながら憎んでしまった。」

娘や夫が苦しむより、自分が苦しむ方がいい、降りないでおこうと話す乗客。

スミンが泣いている。
友達に感染させたくないから、降りたくないという。
アトピーも移しそうで怖かったと。

刑事。生死をさまよっている。

501から着陸しないとアナウンスがくる。
弱くて臆病な人間だから、
人間だけができることをします。
災難に負けず、人間として誇りを持つためです。
我々は着陸しません。
家族に、愛してると伝えたいです。
交信を終わります。

空を飛ぶ飛行機。
飛行機から動画で通話する人たち。

心肺蘇生する刑事。
早く戻ってこいと伝えろと言う。

戻ってこいと伝えろ、という。
交信ができない。
電話して伝えようとするが、つながらない。
メッセージを送る。

戻れ、と交信がくる。
指示は、20分先の空港をと言うが、
ソンム飛行場に着陸すると決める。

飛行機の電源が切れる。
グライディング(エンジンなし)で着陸に入る飛行機。
滑走路に入る飛行機。
オートが効かないため全てマニュアルで操作している模様。

証言に立つキム前大臣。
イ刑事が最初のウイルス量を間違えたからか正常にうごけなくなったことを問われ「だから、やめたんです」という。

ジェヒョクが、刑事のところに見舞いにくる。
車椅子に乗り、自発呼吸がまだできない刑事。

着陸後、喜ぶ乗客たちの顔。
明月

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