観たかった作品の一つがアマプラで配信されたので鑑賞。これ観て海外また行きたいなと思ったものの、飛行機という閉鎖的かつ気流などの自然を相手にする巨大運行機、今作のようなテロが発生した場合は、自身の運命を受け入れるしかない絶望にたたされる。今作を観て、民間機における領空侵犯と非常宣言を調べました。
冒頭の空港シーンから、イム・シワンの気味の悪さが際立っており、よく漫画とかで例えられる異常者を引っ張り出してきたような人だなと思いました。そこから少しずつ、気持ち悪さが増していく、そして乗客観客を絶望のどん底、いや、底なしへと導いていく演技にはずいぶんと惹き込まれました。
上空では脱出不可能の大混乱、地上ではマスコミSNS政府警察の情報が入り乱れ、どちらも地獄。ソン・ガンホの演技ってどれ見ても強いし、かといってほかを蹴散らしているわけでもなく、そこに馴染む感じ。全部ソン・ガンホなのがすごいなぁと改めて思いました。
飛行機乗る前にもう一回、これ観たい。
